「兄の名は、ジェシカ」読書感想文の書き方【例文あり】

2021年の課題図書対策!

こちらでは「第67回 青少年読書感想文全国コンクール」高等学校の部
『兄の名は、ジェシカ』の「あらすじ(内容)」や「着眼点のポイント」、そして「感想文の書き方の例文」などをご紹介いたします。

※おもに、高校生2000字で読書感想文を書くための参考用です。

「兄の名は、ジェシカ」
発売日:2020年04月17日頃
著者/編集:ジョン・ボイン, 原田 勝
出版社:あすなろ書房
ページ数:272p
価格:1,650円(税込)

~~目次~~~~~~~~~~~~~~~
「兄の名は、ジェシカ」あらすじ
ここが使える!着眼点の例
読書感想文の例【例文】
他の課題図書&過去の入賞作品

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「兄の名は、ジェシカ」あらすじ

4歳年上のジェイソンは、サムの自慢の兄。おだやかでやさしくて、忙しい両親にかわって、小さいときからサムの面倒をよくみてくれた。サッカー部のキャプテンで、学校ではみんなの人気者。だけどこのごろ、思春期のせいか、少し様子がおかしいように思えた。

そんなジェイソンはある日、髪をのばし、ポニーテールにし、自分はトランスジェンダーであり、男であることが耐えられない、と家族の前で告白する。大好きな兄の変化にサムはとまどい、次期首相有力候補の閣僚の母親と、その秘書を務める父親はうろたえる。

ジェイソンの、いわば爆弾発言は、政治家としての成功を狙う両親にとっても、兄として慕う弟にとっても、到底受け入れられるものではなかった。さまざまな衝突の末、家族は次第に理解をしめすようになる。

※作者は次のように語っている。「若い人が必死になって周囲に溶け込もうとしていること、理由がなんであれ、自分だけ目立ってしまうこと、いじめや孤立につながってる恐れがある。すでにひどい扱いを受けている人のために立ち上がるのも難しい。しかし、いじめられている人たちに寄り添わなければ、いじめの共犯者である。どういう人間になりたいかを選び、その決断を胸に生きていけるようにしてほしい」と。

本書は、トランスジェンダーにまつわる悩みを、当人目線というより、カミングアウトされた周囲の人の立場として考えさせられる内容であるところに特徴がある。
 

「兄の名は、ジェシカ」着眼点の例

     
    以下のような着眼点を参考に感想をまとめてみるとよいでしょう。

    課題図書の中から、なぜこの本を選んだのか。

    ※書き出しとしては「この本を選んだ理由」や「本のあらすじ(や概要)の紹介」から入るスタイルが書きやすい定番の方法です。書き出しについては「入賞しやすい21パターン」が存在します。
    読書感想文の書き出し例【中学生・高校生】入賞21パターン
        (大人気のページです)

    トランスジェンダーの悩みといえば、多くはその人当人の悩みを連想してしまうものですが、自身がトランスジェンダーであることを告白された場合、周囲の人も困惑することになります。この作品は、カミングアウトされた側に重きを置いてあるため、その点が特徴的な作品であるといえます。このような視点で書かれた本書についての作品的価値について「理由ともに」感想を述べるのもよいでしょう。

    ジェイソンの告白を母さんは「なかったことにしましょう」「思春期の特別感ひたり…自分さがし」父さんは「医学的?催眠とか電気ショックとかで治せるか?」「ジェイソンが人殺しをしたのと同じように考え、誰にも口外しないように」と言うので、ジェイソンはおびえ、怒り、告白を後悔し頭を抱え込んで「何もかも、ごめん」と泣き出した。・・・とありますが、トランスジェンダーであることを告白した際、ありそうな展開ですが、このようなリアクション(犯罪者扱いや、治せるかといった認識)について感じたことや、本来のあるべき姿など、思うことを述べるのもよいでしょう。

    精神科のワトソン先生に、来院した理由を両親は言いづらそうに「ジェイソンが精神に異常をきたしている」というシーンが描かれていました。また、カウンセリング中のジェイソンの言葉に「女に変わろうとしてるわけじゃない…女なんだ」というものがあり話は噛み合いません。この場面は、カミングアウトされた側と、カミングアウトした側の意識の違いが分かりやすく描かれているシーンですが、この場面を読んで、感じたことを掘り下げ、トランスジェンダーの問題の根本について考えをのべる感想文もよいでしょう。

    サムが「どうやってきりぬけていくの?」とたずねると、ジェイソンは「周りが変わるのを願うしかないのかもな。世間の人たちはそんなに残酷じゃない、もっと親切なはずだ、ってね。」と答えるシーンがあります。また、サムの「そんなに大変なのに、やめる気はないの?」に対して、ジェイソンは「こうしないと、一生がうそになってしまう。そんなふうには生きていけない。なにがあっても自分は自分でいるしかないんだ。」とも。これらジェイソンの言葉を引用し、この言葉を読み感じたことを述べるのもよいでしょう。

    ※我々は「嘘はいけないこと」だと教育されてきています。しかし、本来の性質と異なる振る舞いを世間が強要することは、その人に「嘘の人生を歩め」と言っているようなものなのです。・・といった展開で感想をまとめるのもよいでしょう。こちらが変わる必要がないものに対しては、周りが変わってあげるのが正しいことのはずです。

    本書の語り手を、難読症に悩む弟サムとした理由を考え、自分の考えを述べるのも良いでしょう。「兄はトランスジェンダーの悩み、弟は難読症の悩みという設定のため、共に悩みについて分かり合える存在として描かれていたのではないか。この設定により・・・」など。また、ジェイソンがサムに「なぜ、おまえには友達があまりいないんだ?」と問いかけるシーンがありますが、この質問をしたジェイソンの気持ちを考えてみるのもよいでしょう。このシーンは、難読症に悩むサムに「そのままの自分を受け入れてくれる誰かと共に生きていくことが大切なのだ」というジェイソンからの切なる思いが垣間見られる場面なのです。

    ある日、サッカー部のオブライエン監督が家に来て「ジェイソンにサッカー部をやめないでほしい」と言い家族全員ビックリしたシーンが描かれていました。また、監督はジェイソンのウワサは知っていたが「サッカーと何が関係が?」と言い、部員や保護者から多少の指摘はあれど、ソレはどうでもいいと言います。サムには日頃「運動神経悪い」と意地悪な監督はジェイソンの理解者で驚いたわけですが、このような「意外な理解者」の存在をどう感じたか。また、そのように、意外な理解者の価値について感じたこと。

    ラウリー先生が教室のみんなに放った言葉に「いつか君たちが大きくなった時、それぞれが問題を抱えるだろうし、友達が辛い目にあうのを見るだろう。自分の子供がそういう目にあうかもしれない。そういうことが起きたら、自分が今日、どういう行動をとったか、もう少し優しくできなかったかと思うことだろう」というものがありました。この言葉に、教室は静まりかえったわけですが、このように「もし自分の掛けた言葉を、悩み苦しんでいる自分の子供が仲間から受けたとしたら・・・」と想定させる教育は、すばらしいものです。この点にスポットを当て、教育のあり方や、他人との接し方について、反省や自分の考えを述べるのよいでしょう。

    サムが「兄さんは自分がゲイだってわかってないだけかも?」と言うと「ゲイではないがややこしいのだ」というジェイソン。3歳のとき保育園でガンとして「女子トイレに入る」と譲らず漏らしたが、あの日からずっと違和感が続いていて、よく障がい者トイレを使うし人形が欲しかったし、女子といる方が落ち着く気がする…でも裸を見たいのも女子で頭の整理が追い付かない、という場面がありましたが、性の特徴にまつわる課題は、複雑であることがこの場面では描かれています。性にまつわる悩みを、すべてホモセクシャルか、レズビアンだと考えている人もまだまだ多い世の中です。この点について、考えを述べるのもよいでしょう。

    【参考】LGBTの基礎知識 トランスジェンダーはLGBTの「T」の部分です。「L」はレズビアン、「G」はゲイ、「B」はバイセクシャルです。詳細はリンク先を参照してください。

    「多様性の価値」について、よく取り上げられる昨今ですが、トランスジェンダーと多様性の価値について、考えを述べる感想文もよいでしょう。人気タレントの中には、ゲイであることを「売り」にしている方も大勢いますし、一般的な人以上に、鋭いコメントを発する人も多いように思えます。

    LGBTの人は、犯罪をしているわけではありません。しかし、多くの人はそれらの人に出会うと、対応に戸惑ったり、中には嫌ったりする人がいるのも事実です。このような「一種の本能的な反応」について考察し、接し方の「あるべき姿」を述べるのもよいでしょう。

    ※LGBTの人を個人として捉えれば「平等に接しよう」との判断が「現代人の倫理的に正しい判断」と思えるでしょう。しかし「性」や「男女の区別」に関する問題は、世代を超えた「生物学的な種の継続」に関する大きな課題を抱えています。人間が特定の相手を生理的に嫌ったりする場合「種の継続のための生物学的判断(異質性排除など)」を深層心理の中でしてしまうからという理由もあるようです。このような研究は「進化心理学」の領域の問題です。

    ※つまり、LGBT関連の課題は、一世代的な視点での「平等」と、世代を超えた「種の継続」のために人間が身に着けた「本能的反応」との調整についての課題といえるものです。

    ※話はそれますが、浮気をしそうな危険な男性を、あえて選んでしまう女性の心理も「浮気をするタイプの男性=遺伝子拡散性の高い遺伝子をもつ男性だから」という理由もあります。つまり、次の世代以降、自分の遺伝子を持った子孫が、遺伝子拡散性の高い遺伝子(あっちでもこっちでも子供をつくる浮気性な遺伝子)と結びついたことで「子孫を繁栄させてくれる」という喜ばしい結果になるため、そのような浮気性の男性は「進化心理学」的にモテる・・・となります。

    このような場合、本人は浮気をされて「不幸」になりますが、家系としては「幸福」になるため、家系のための判断が優位に立ち、そのような「個人の人生としては残念な判断」をしてしまいがちなのが進化心理学的判断です。このような判断は、個人を超えた「生物学的種の継続」を優位にした人間の無意識の判断といえるものです。

    本のタイトルについて触れるのは、読書感想文の書き方として定番の着眼方法です。

    本書のタイトルは「兄の名は、ジェシカ」ですが「ジェイソン」を女性風にアレンジした名前である「ジェシカ」として生きていくストーリーから付けられたタイトルです。このタイトル自体が「男性」「女性」の区別のある世の中を反映しているものでもあります。この点に触れた感想文もよいでしょう。

    ※ちなみに、ロシア人の苗字は、男性か女性かで呼び方が変化します。例えば、女性の「シャラポワ」「イワノワ」なら、男性では「シャラポフ」「イワノフ」のように変化します。←小ネタとしてどうぞ。

    LGBTの人が増えた場合や、平等を推し進め過ぎた場合、世の中はどうなるか?という視点で考えを述べるのもよいでしょう。

    「本書はトランスジェンダーにまつわる悩みを題材にした作品でありますが、私はなぜか、LGBTの人間が発生する原因について考えてしまった・・・」とし、科学の見地からの発生原因について触れるのもよいでしょう。

    環境ホルモンや食品添加物によるホルモン異常が原因で、さまざまな生物の間で、性差があいまいな個体が発見されている事例がよく報告される今日です。「世代を超えた種の継続という観点からこのような考察も必要だと思えたからだ・・・」という展開にするとよいでしょう。

    もし、家族や、自分の回りの人から、トランスジェンダーであることの告白をされた場合、本書を読んでいた場合と、読んでいなかった場合とでは、どのようなリアクションの違いが生じたでしょうか。その違いを述べたうえで「読書の価値」や「情報を伝えることの価値」に話をすすめる感想文もよいでしょう。まとめ方としては「本書がきっかけとなり、読書の価値に気づくことができました。これからは今まで以上にたくさんの本を読み、また、学んだ価値あることについては、私からも積極的に情報配信することをするようにしたいと考えさせられました。」・・という展開はスムーズです。

    「この本の内容を母に教えると、母は・・・」のように、家族とあなたとの会話の内容を紹介し、話を広げるのもよいでしょう。

    登場人物はさまざまな悩みを抱えていますが、共感した点は違和感を感じた点を取り上げ「私はこの場面を読んだ際・・・」で、自分の感じたことから話を広げてみるのも良いでしょう。

    今の自分にできる「現実的」で「具体的」なアクションを考え、感想文の中で紹介するのもよいでしょう。

    ・・・これらの中からいくつかを取り上げ「過去の思い出」や「最近の出来事」などと感想を絡めてみましょう。
     

    このような重い悩みをテーマにした本を読んだ後で、誠に恐縮ですが・・・わたくしはなぜか「とんねるず」の「保毛太郎侍」を、真っ先に思い出してしまいました。。。スミマセン。m( _ _ )m
    今の時代じゃ、このような番組は作るのはムリになっているのでしょうね~。

 
学校などの教育機関が与える課題は「教育的成果」を期待してのものです。そのため、教育機関からの課題としての読書感想文を書くにあたっては「どのような学びを得ることができたか」を感じ取れる感想文にすることが大切です。

つまり、教育機関からの課題としての感想文は・・

感想文を書きなさい=どのような学びが得られたかを書きなさい

 
・・の意味だからです。そのような方向性(どのようなことが勉強になったか)を意識して、伝える内容や構成を考えてみましょう。

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「兄の名は、ジェシカ」読書感想文の例【例文】

以下に感想文の例をご紹介いたします。「書き方」「着眼点」の参考にしていただければと思います。

便利な文字数カウンター

「兄の名は、ジェシカ」を読んで

昨今、世の中では、本書で題材とされている、トランスジェンダーをはじめ、LGBTの問題が話題に挙げられることが多くなり、また、アメリカやヨーロッパを中心に、人種差別の問題も激しさを増してきている。テニスプレイヤーの大坂なおみさんの人種差別への抗議運動なども、記憶に新しい。

これらの動きを要約的に、一言で表せば「平等への運動」だと私は思う。まさに21世紀を生きる現代人にとっての大きな課題の一つが、この「平等な社会の実現」なのだと思う。

そのような現代社会であるため、感想文の課題図書が発表された際、私はその中から、偏見や差別、生きにくさといったものをテーマにした本書を迷わず選んだ。

本書で取り上げられた、トランスジェンダーの悩みが人種差別の問題と異なる点は、一見してそのような悩みの存在を、周囲は気づきにくいといった点であろう。

語り手である主人公の13歳の少年、サムの自慢の兄ジェイソンは、ある日髪をのばし、ポニーテールに、そして家族に「自分はトランスジェンダーだ」とカミングアウトする。英国議会の女性閣僚として、次期首相有力候補と目される母、そして秘書としてサポートする父。兄はサムの良き相談相手でもあるが、ジェイソンのいわば爆弾発言は、政治家としての成功を狙う両親にとっても、兄として慕う弟にとっても、到底受け入れられるものではなかった。さまざまな衝突の末、最終的にジェイソンは「ジェシカ」として理解されるというストーリである。

本書は、そのようなトランスジェンダーからの、カミングアウトに直面した、家族の戸惑いと葛藤とのプロセスを、丁寧に描き出している作品であるが、この作品は、トランスジェンダーであるジェイソンの悩みというより、カミングアウトをされた家族の側について多くのページを割いている点が特徴的だと感じた。

私が本書を読む中で、深く考えさせられた部分が二点あった。一つは、カミングアウトされた場合のリアクションについてである。

「カミングアウトは、伝える側と伝えられた側との関係が作り直される行為の始まり」という言葉がある。これは、砂川秀樹著の『カミングアウト』という本の中で紹介されていた言葉であるが、カミングアウトをされると、その瞬間から「付き合い方を再構築することになる」というのは、私にとっても正直な気持ちである。

もし私なら、しばらく沈黙してしまうだろうし、初めに返す言葉はどのようなものにしようかと、さんざん考えさせられてしまったのだ。それに対する私の結論は「どうしてほしい?」と相手に意見を求めるという考えに落ち着いた。結論が出ていないというのが正直なところであるため、相手の意見を求め、できる限りその考えを尊重しようと考えたのだ。

物語の中で、弟のサムは、しばらく兄のカミングアウトを受け入れられず、寝ている最中にポニーテールの長い髪を切ってしまったというエピソードが描かれているが、さすがに私にはそのような可愛そうな行動はできない。これは、サムが13歳という設定のため、物語の演出上の仕掛け程度に私は受け止めた。

考えさせられたもう一点は、サムの「そんなに大変なのに、やめる気はないの?」に対して、ジェイソンが言った「こうしないと、一生がうそになってしまう。そんなふうには生きていけない。なにがあっても自分は自分でいるしかないんだ。」という返事の部分である。

我々は、子供のころから「嘘はいけないこと」だと教育されている。しかし、トランスジェンダーの人間に、見た目どおりに生きることを強要することは「嘘の人生を歩め」と言っているようなものなのだと気づいたのだ。

私が思う素晴らしい人生とは「後悔のない人生をおくること」だと考えるのだが、にもかかわらず、自分の人生が「嘘の人生だった」と死ぬ前に感じたのなら、その人にとっての人生は後悔してもしきれないほど辛いものになるのではないかと思うのだ。

私は、この点に気づいたため、トランスジェンダーをはじめとする、LGBTの方々に対する偏見への罪の重さを、改めて感じてしまったのだ。

総括すれば、私は本書を読み「無知ゆえに犯してしまう罪」の存在に気づくことができた。それは、無知ゆえにためらいなしに発してしまう、相手から見れば「ひどい考え」がいかに多かったかと反省させられたのだ。そのような反省がえられたのは、この年、このタイミングで、この本に出合えたからに他ならない。

また「判断材料なしには、正しい判断はできない」という当然のことにも、本書を通じ、あらためて理解させていただいた。そのため本書は私に「今後はこれまで以上に読書などを通じ、判断の基礎となる判断材料を増やさなければならない」という、具体的な行動指針を与えてくれた学び多き一冊であった。(2004文字)
  
 
【追記】YouTubeで感想も発見できました。(1.5倍速ぐらいで聞くとよいでしょう)


 

「読書メーター」のレビューも参考になります。
読書メーター「兄の名は、ジェシカ」レビュー
 
 


 

LGBTへの理解と多様性の価値への理解
 これらに加えて、生物学的課題への理解

 

用紙・字数のルール その他

原稿用紙を使用し、縦書きで自筆してください。原稿用紙の大きさ、字詰に規定はありません。
文字数については下記のとおりです。

小学校低学年の部(1、2年生) 本文 800字以内
小学校中学年の部(3、4年生) 本文1,200字以内
小学校高学年の部(5、6年生) 本文1,200字以内
中学校の部 本文2,000字以内
高等学校の部 本文2,000字以内

※句読点はそれぞれ1字に数えます。改行のための空白か所は字数として数えます。
※題名、学校名、氏名は字数に数えません。

応募のルールについての詳細は主催者ページで発表されます。
「青少年読書感想文全国コンクール応募要項」
 

他の課題図書&過去の入賞作品

2021年の高等学校用の課題図書は次の3冊です。
クリックすると「高校生用」の課題図書の解説ページが開きます。


 

過去の課題図書の紹介

過去の課題図書も「自由読書」のジャンルとして感想文を提出することができます。そのため、どの本を読もうか迷っている場合「書き方のアドバイス」や「例文」が存在する過去の課題図書の中から本を探してみるのも得策です。

2020課題図書
 
2019課題図書

2018課題図書

2017課題図書

2016課題図書
 

また、長年読み継がれている「名作」の中から感想文を書く本を選ぶのもよいでしょう。こちらも書き方のアドバイスや例文つきです。
名作おすすめ本一覧
 
書き方の参考用に、過去の入賞作品の紹介ページも作りましたのでご活用ください。

【最重要ページ】感想文を書くにあたっての「コツ」「構成」「話の広げ方」などの詳細は下記のページに掲載しています。(気になる審査基準も掲載!)

読書感想文の書き方のコツ
(テンプレートつき)

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