「セカイを科学せよ!」読書感想文の書き方【例文つき】

2022年の課題図書対策!

こちらでは「第68回 青少年読書感想文全国コンクール」中学生の部・・今年の一番のおすすめ本
『セカイを科学せよ!』の「あらすじ(内容)」や「着眼点のポイント」、そして「感想文の書き方の例文」などをご紹介いたします。

「セカイを科学せよ!」
 安田 夏菜 (著)


 

~~目次~~~~~~~~~~~~~~~
「セカイを科学せよ!」あらすじ
ここがポイント!着眼点の例
読書感想文の例【例文】
他の課題図書&過去の入賞作品

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「セカイを科学せよ!」あらすじ

●主人公の藤堂ミハイルは中学二年。父は日本人、母はロシア人。髪は栗色、瞳は茶系でくっきりとした二重まぶた。そば屋でそばなんか食ってると、「まあっ、日本人みたいにおはし使ってる」と知らないおばさんに騒がれたりする。外国人に見える顔立ちのため幼いころから「俺ってナニモノなんだ?」と悩む。容姿が目立つことは仕方がないと、地味に目立たないように生活して周囲に溶け込む術をみにつけた少年。ハーフの転校生が来ると聞いて「仲間が増える」と感じる。

●転校生の山口アビゲイル葉奈は、ルーツはアメリカと日本。モコモコとふくらんだカーリーヘア。肌の色は、ちょっとミルクの入ったコーヒー色。縦にも横にも大きい。クラスメイトからの先入観を「叩き壊す」かのように「自分は英語力も運動神経もなく、走るのも遅い」と自己紹介し、好きなものは「蟲」と黒板に力強く書いて笑顔を見せる。

ミハイルの所属する科学部に葉奈が入部し、新しく「生物班」を立ち上げるが、実績のない生物班は、学校から廃班にすべきとの提案が出る。科学部の面々は、生物班の存続をかけ、学校側に「科学的な取り組みの成果」を示さなければならないことになってしまった・・・。ミハイルと葉奈という、ミックスルーツの中学生が繰り広げるコメディでバイオロジカルな日々。
 
 

「セカイを科学せよ!」着眼点の例


 
以下のような着眼点切り口を参考に話を広げてみるとよいでしょう。

以下の著者の安田夏菜さんへのインタビューでの回答も参考にしてみましょう

Q.安田さんが「セカイを科学せよ!」で感じ取ってほしいことは?

A.安田:あんまり声高に差別ダメだとか、みんな仲良くしようぜとか何かそういうキレイごと的な事書いたらね本ってつまんないでしょ。感じ取ってもらえたら嬉しいけど、この本に書いてある事って「マイクロアグレッション」。これって悪気はないんだけれどもちょっとした言葉で人を傷つける、ちょっとのことなんだけど、言われてるうちに溜まっていくというものです。普通の日本人の人には聞かないことを聞いて傷つける。言われた方にしてみたら、ちょっと引っかかりがあるみたいなので、そういうことが溜まっていくってことをこの本の中で出しています。私これで一番感じ取って欲しいことは、小説読むの面白いって思ってもらえるように書いたつもりなんです。コロナで暗かったじゃないですか。読んでもらって考えるようなもんじゃなくて「あぁ楽しい」って思ってもらえたらいいな~って一心で書きました。

同じハーフという立場でありながら「目立たないように生きている」ミハイルと、対照的に「自分の “好き” に忠実に生きる」葉奈を比較して、感じたこと考えたこと。

葉奈は蟲を通じ「科学する目」を得たことにより、自分自身の存在価値を客観的に理解できたため、その違いが「自信」につながったのではないか?という推論を紹介する感想文もよいでしょう。

感想文の中で活用すべきフレーズ

校長の言葉:「科学とは、物事の本質についてこうではないかと考え、その考え方が正しいかどうかをデータや論理を使って検証する行為」

葉奈を支える亡き祖母の教え:「ちょっと見てわかった気になっちゃダメ。よく見て、よく考えて本質を探究する」

タイトルに「セカイ」というカタカナが用いられていますが、なぜ「世界」ではなく「セカイ」という表現が使われているのでしょうか?この点について自分の考えを述べる感想文もよいでしょう。(タイトルに触れるのは感想文における定番の切り口です)

漢字の「世界」には意味がありますが、カタカナの「セカイ」の場合、意味が固定化されていないため、意味の特定されている「世界」より広い概念です。つまり、より広く「セカイ=あらゆること」を科学せよ、とのメッセージを読み取ることができます。そのような意味で「世界」でなく「セカイ」にしたのではないか・・・など。

「科学」の「科」という文字は「分けた状態」や「分ける」などを意味する漢字です。

病院を例にとれば、外科、内科、皮膚科、歯科、小児科、婦人科・・など様々な「科」に分けているように「科」ごとに分けることは「的確な診療」につながるのです。

「すべての学問の基礎は比較と分類にある」という格言を紹介し感想をまとめる

・この本は「セカイ」を「比較分類すること」を通じ「科学する目」「探求する目」の大切さや「全体の中での役割の存在」などを気付かせてくれる本だといえます。

・また「感情的な判断」や「決めつけ」「固定観念」をなくすためには「科学する目」「探求する目」を持つことが大切だというメッセージを本書は与えてくれます。その点に気づけたという内容の感想文もよいでしょう。

・新しい学習指導要領の中にも「探求」が掲げられています。それに合致する内容が評価され、読書感想文の課題図書に選定されたといえます。

「思索」や「探求」「発見」のための第一歩も「比較と分類」です。

・何かを理解できた際「分かった」といいますが、この「分かった」とは「違いを分けて捉えることができるようになったこと」を意味するものです。「分ければ分かる」「分ければ分かってくる」「分ければ見えてくる」のです。ゆえに「すべての学問の基礎は比較と分類にある」となるわけです。

・「蟲」という漢字は「虫」と異なり、ミミズやトカゲなども含め「小さな生き物一般」を指す漢字です。これも「分類」や「分け方」「違い」を意識させるために意図的に取り入れた部分だと考えられます。

・物語の中で「トカゲ」だと思っていた生きものが分類上は「カナヘビ」だという場合もあることが語られています。

・本の中で葉奈は、すべての生きものは科学的に分類されていることを教えます。この理解が葉奈に、ミハイルと異なる「プラス思考の性格」をつくったのではないか?という推論を述べる感想文もよいでしょう。葉奈は生きものが登場するとその種別を言いい、生き物はみな「界・門・綱・目・科・属・種」と分類階級を調べるほどです。

・蟲だけでなく人間にもこの分類階級は使われ「哺乳綱霊長目ヒト科ヒト目ホモ・サピエンス種」の一種だけで、オスかメスかの違いだけという内容も感想文で活用できる部分です。一種類の人間なのに、なぜ人は争ったり差別したりするのか?といった切り口で感想文を書くのも良いでしょう。

ハーフという呼び方のほか人種の異なる親から生まれた人は「ミックス」「ダブル」「混血」など、さまざまな呼び方があることも本書をきっかけとして知ることになりますが、このように相手に対する呼び方も「先入観」や「偏見」「レッテル」によって「分類」できるわけです。その点に気づいたという感想文もよいでしょう。そして、相手を傷つけない呼び方を選ぶべきという方向で感想文をまとめてみましょう。

・その際、自分ならハーフのことを「○○○○」という呼び方にするのがいいと思う、という「呼び方のアイデア」を発表する感想文もよいでしょう。

・転校してきた葉奈は、クラスメイトからの先入観を「叩き壊す」かのように「自分は英語力も運動神経もなく、走るのも遅い」と自己紹介しましたが、このエピソードを感想文の中で取り上げてみましょう。これは、ハーフに対する一般的な固定概念を打ち消す葉奈の自己紹介ですが「固定概念」や「偏見」「決めつけ」をなくせというメッセージが込められた部分だといえます。

この本をきっかけに、自分の調べた「何らかの分類」や「何らかの分類を知り感じたこと」を発表する感想文もよいでしょう。

・仏教でも、人間の煩悩(ぼんのう)を108つに分類しています。一説には、これは36分類した人間の悩みや恐れを「現在のこと」「過去のこと」「将来のこと」の3つに広げ「36×3倍=108」としたものだそうです。このように人生における悩みや恐れを分類して把握できれば、おのずと「事前に36項目ごとの対策を考えて、人生で生じうる災難を最小限で済むようにしておこう!」と発想を科学的で前向きなものにできるわけです。・・・この本を読み、そのような発見につなげることができた!・・とする感想文もよいでしょう。

・成功者の書いた本の中には「成功のための7つの法則」とか「願望を叶える13の条件」といったように、成功に必要な項目を分類し、リストアップした本を多く見かけます。しかし、彼らは成功者だから必要な項目を分類し、リストアップできたというより、むしろ「成功に必要な項目を分類しリストアップする科学的なタイプの人間だから成功したのではないか?」と本書を読み思うようになった・・とする感想文もよいでしょう。

「好き」な対象に正直に打ち込む葉奈が周囲に与えたものについて。

蟲好きの葉奈をみている周囲の友達は徐々に葉奈に惹かれていきますが、この「好きなものに正直に打ち込む姿勢」について感じたこと

SNSなどでの批判を気にしなければならない現代においての人づき合いのあり方について感じたことや、この物語の葉奈の生き方から思ったこと。

個性の活かし方や、他人への接し方について

・同じハーフであるミハイルと葉奈でしたが、見た目も性格も真逆といっていいほど違います。一つのホモ・サピエンス種である人間ですが、彼らの違いは生物的には「個体差」です。この「個体差の価値」について「多様性の価値」と絡めた感想文を書くのもよいでしょう。

・「多様性の価値」についての理解は「各々がやりたいことをやれる価値」への理解であり、また「個性を尊重する考え方」でもあります。また、尊重とは「相手をむやみに否定しない」ことでもあり、ひいては自分と違うタイプの人間を「いじめない」考え方にもつながる大切な認識です。

・多様性の価値を、日本の「オタク文化」と絡めて感想文をまとめるのもよいでしょう。

「もし私がこの本にサブタイトルをつけるなら?」どのようなサブタイトルをつけるか考えを述べるのもよいでしょう。一般に、サブタイトルは本の「要点」を説明するものになるため、あなたが本書を読んで感じた要点を述べる意味になります。

「この本を読む前、私はおそらく○○○○○といった内容が書かれていると予想した。しかし、実際に読んでみると」というように、読む前の予想と実際の内容との違いを解説する切り口もよいでしょう。

「私の父はよく・・」や「本の内容を父に話すと、父は・・」というように家族の言葉を紹介する感想文にしてみるのもよいでしょう。家族の言葉を紹介する形にすることで、本の内容を超えた高度な感想文に発展させることができます。

例)本を読んで内容を父に話すと、父は「20世紀の人類が発見した重要なテーマは人種の平等や多様性の価値であり、21世紀の現代はその考え方を現実の社会で実現することだ」と、普段の父からは聞けない社会性のある言葉を聞くことができた。私はこの父の言葉を聞き・・」

例)この本の内容を父に話してみると、父は「もし世の中が自分と同じタイプの人ばかりだったら、世の中がどうなるかを考えて、それを発表する感想文もいいんじゃないか」というアイデアが返ってきました。父はまた「自分と違うタイプの人が大勢いてくれるお陰で、世の中全体がうまく回っているんだよ」との意見も聞かせてくれました。私は父のその言葉に「なるほど」と感心してしまったわけですが、実際考えてみると、世の中にある仕事のほとんどは私がやりたくない仕事だし、私にはできない仕事ばかりだと気づき、いろいろなタイプの人間がいてくれなければ、世の中は全く回らなくなることを発見できました。そのため「多様性の価値」についても初めてリアルなものとして意識することができるようになりました。

例)この本の内容を父に話してみると、父は「二人の人間がいて、常に意見が同じなら、そのうち一人はいなくてもいい人間である」という格言があることを教えてくれました。これは、一人一人の人間に「個性があることの価値」を示す格言なのだそうですが、この格言は、現代風に言えば「多様性の価値」を示す格言ということもできるでしょう。「他人と違う」ことがあれば気にしてしまいがちな私でしたが、本書がきっかけとなり「他人と違うことこそがその人の存在価値なのだ」と気づけたことは私にとって衝撃的なまでの発見でした。

よって、自分とタイプの違う人間がいた場合、それは「感謝の対象」であり、決して「攻撃の対象」ではないのです。「感謝の対象を攻撃してはいけません」そのことが理解できた内容の感想文を書くのもよいでしょう。

例えば、ウィルスや菌が蔓延した場合、同じ体質の同一種族ばかりだと、一気にその種族は絶滅してしまうことになります。考え方においても、さまざまな考えをもつ仲間がいてくれることで、その種族は滅びずに済むわけです。同一種族内でバラエティーを持たせることは「種の生存戦略」なのです

人の評価も細分化することが重要だと気づいたとする感想文もよいでしょう。

例)本書を読み「科学することの大切さ」を知った結果「人間は要素の束でできている」と考えられるようになりました。良いところもあれば、悪いところもあるのが人間であり、全体を「好き」「嫌い」など一つのくくりで決めつけてはいけないものだとも理解できるようになりました・・など。

例)本書を読み、葉奈が生物を分類したように「分類すること」の大切さを知った結果、自分と意見の合わない人がいた場合も、相手の人格すべてを否定したり嫌いになったりするのではなく、あくまで、意見が合わないのは「その問題に対する部分について」なのだと「限定的に考えること」が大切なのだと気づくことができました・・など。

感想文の冒頭で「この本からの学び」をキーワードにして列挙し、そのようなキーワードを挙げた理由を一つ一つ解説していくスタイルも感想文を書きやすくする方法の一つです。

例)私がこの本から学んだことをキーワードにしてみれば「多様性の価値」「科学的な探求の重要性」「他人への敬意と言葉の配慮」の3つです。まず「多様性の価値」についてですが、この本の登場人物のミハイルと葉奈は・・・

ハーフまたはダブルと呼ばれてしまう主人公の生きづらさと、生物の科学的分類を引き合いに出し物語をすすめていく著者のセンスの良さについて。

本書をきっかけに、これからは悩みごとが出た際は「生物界の知恵や現象」をヒントに解決策を考えようと思うようになった・・・とする感想もよいでしょう。

「この本を読み、もっとたくさんの本を読んでみたくなりました。なぜなら・・」というように「読書の価値を発見できた」という内容の感想を書くのも良いでしょう。

・・・これらの中からいくつかを取り上げ「自分の思い出」「最近のニュース」などを紹介しつつ感想文にまとめてみましょう。

 
学校などの教育機関が与える課題は「教育的成果」を期待してのものです。そのため、教育機関主催の読書感想文を書くにあたっては「どのような学びを得ることができたか」を感じ取れる感想文にすることが大切です。

つまり、教育機関主催の感想文は・・

感想文を書きなさい=どのような学びが得られたかを書きなさい

 
・・・の意味だからです。
 
直接的な書き方の例としては「この本を読んで、これからは、もっと○○○○○を○○○○○しようと思うようになりました。」といった「心の変化を伝える一文」を入れると出題意図に合致した感想文になります。
 

「セカイを科学せよ!」読書感想文の例【例文】

以下に感想文の書き方の例文をご紹介いたします。文字数はまちまちですが「書き方」「着眼点」の参考にしていただければと思います。

「セカイを科学せよ!」を読んで①

※以下は、動画で紹介された感想文を横書きにしたものです。

自分の認識不足だったかもしれませんが「ハーフ」の人のことを「ミックス」と言うことを初めて知りました。これからは、ミックスが主流になっていくのかと感じました。

しかし、私の学校にもミックスの同級生がいますが、本人は自分の事を「ハーフ」と言っています。お互いに全く気にしませんので、呼び方にこだわる必要なんてそんなに関係が無いように感じながら読んでいました。

舞台は中学校の部活動で繰り広げられる物語になっています。主人公の藤堂ミハエルは中学二年生。父は日本人、母はロシア人のイケメン男子です。

その容姿で周りからチヤホヤされることが嫌なので、無難に目立たなく生きていこうと決めて、自分の好きなことは無視して周りに合わせて溶け込むことを処世術として生活していました。

ある日、ミハエルのクラスに転校生が来ます。転校生の山口アビゲイル葉奈はアメリカと日本のミックスでアフリカ系の黒人色が強く、肌の色はミルクの入ったコーヒー色、髪の毛はクルクルとしたカーリーヘアの女の子です。

日本生まれの日本育ちなので日本語しか話せません。運動神経ゼロで走るのも遅いし、ダンスも苦手なので見た目の印象とギャップがかなり大きいです。

葉奈が転校してきてから、物語が激変します。葉奈は蟲が大好きです。虫を森の漢字のように書くことも初めてしりました。昆虫だけでなくて、爬虫類や両生類、甲殻類を含む小さい生き物のことを蟲とよぶそうです。

どこかで見た漢字だと思い調べてみたところ、風の谷のナウシカに出てくる、とても大きな虫のオームが「王蟲」と書いてありました。蟲の王という意味だったのですね。

そして、蟲好きの葉奈は科学部に生物班を立ち上げます。科学部の電脳班にいるミハエルは葉奈の行動に目を離せなくなります。

その理由は、ミハエルも虫が好きだからです。しかし、虫が好きだというと、周りには虫好きがいない為、周りと溶け込みたいミハエルは自分が虫好きだと打ち明けることができないでいました。

葉奈の凄いところは、蟲が好きだから飼うということだけでは無くて、その生物に対しての知識量が多くて凄いところです。

私は猫が好きですが、猫に対しての知識量はそれほど無いと思います。猫の種類の数や特性や行動などをほとんど知らないからです。ただただ可愛いと思っているだけです。あえて言うなら、三毛猫のオスは突然変異で生まれるだけだから、ほとんどの三毛猫がメスってことぐらいです。

学校で飼い始める生き物は、カナヘビ、ワラジムシ、ボウフラ、ハエトリグモ、ミジンコです。カナヘビの説明で驚いたことが、トカゲだと思っていた生き物がカナヘビという種類の生き物ももいることでした。今まで「トカゲがいた!」と、言っていた生き物はカナヘビだったかも知れないことに驚きました。

ある日、教頭先生がやってきて、発足間もない生物班に活動成果が無いという理由で無理やり廃部ならぬ廃班を言い渡してきます。そこへ、校長先生が救いの手を差し伸べて、科学的な取り組みをして検証することで生物班を存続させる条件を出します。ただし、短い期日での検証期間で、優しいのか優しくないのか良く分からない課題を出してきます。

ここから、電脳班と葉奈が仲良くなっていくところがワクワクして面白いところでした。ミジンコの心拍数をカウントするという発想も面白いです。それだけで考えると全く意味のない研究の様な気がしますが、ミジンコの環境温度差に対して心拍数の差があるか比べて、違いを調べることにより、生態や環境問題に繋がるのではないかという発想に感心しました。

全ての生物は科学的に分類していることを葉奈が教えてくれます。そして、生き物が登場するとその種別を言います。「界・門・網・目・科・属・種」と、生きものの分類階級を調べて確認しているのです。蟲だけでなく、人間にもこの分類階級は使われます。「哺乳網霊長目ヒト科ヒト属ホモ・サピエンス種」の一種類だけです。白人も黒人もアジア人も欧州人も全部同じDNAで、同じホモ・サピエンス種のオスかメスの違いだけです。

容姿が違う理由で争っている人や、思想の違いで戦争までしている人類もみんな同じ人類だということがわかりました。もしかしたら、私はゴブリンの亜種ではないかと悩んでいましたが、どうやらホモ・サピエンスで間違い無いようで安心しました。

自分の気持ちや想いを隠して生きるよりも葉奈のようにやりたいことに突き進むことで自分を見失わずにいられることが分かりました。また、周りの協力も必要なのだから協調性が大事だと感じました。
 


 

「セカイを科学せよ!」を読んで②
 
 
・・・完成しだい追加掲載いたします。
 

【研究】日本の「オタク文化」も、個人の趣味嗜好を認める、いわば「多様性の価値を認める文化」です。

そもそも「お宅」とは、日本語における「二人称」の1つであり「あなた様」「そちら様」「お宅様」といった使い方と同じように、「お宅」は「あなた」より、やや相手との距離をおき「遠慮がちに相手を呼ぶ際の二人称」です。

いわゆる「オタク」の人同士が相手を呼び合う際「お宅」が用いられていたため、そういう人たちを「オタク」と呼ぶようになったわけです。オタク文化とは「あなたはあなた」「わたしはわたし」というように「相手の趣味嗜好を否定することなく認め合い、お互いをそっとしておく文化」です。

つまり「オタク文化」こそ、今日の「多様性を認めるべき」との世界的風潮の先駆けになったともいえる、日本が誇るべき文化なのです。

最近、オタクの方のSNSなどに、ディスる書き込みが散見されるようになりましたが、そのような振る舞いはオタク文化にはそぐわない悪しきものです。(プンプン)
  


 


・他人と違うことこそがその人の存在価値
・いろいろなタイプの人がいてくれるお陰で世の中全体が成り立っている
・自分と違うタイプの人間は「感謝の対象」である

 

用紙・字数のルール その他

原稿用紙を使用し、縦書きで自筆してください。原稿用紙の大きさ、字詰に規定はありません。
文字数については下記のとおりです。

小学校低学年の部(1、2年生) 本文 800字以内
小学校中学年の部(3、4年生) 本文1,200字以内
小学校高学年の部(5、6年生) 本文1,200字以内
中学校の部 本文2,000字以内
高等学校の部 本文2,000字以内

※句読点はそれぞれ1字に数えます。改行のための空白か所は字数として数えます。
※題名、学校名、氏名は字数に数えません。

応募のルールについての詳細は主催者ページで発表されます。
「青少年読書感想文全国コンクール応募要項」
 

他の課題図書&過去の入賞作品

2022年の中学生用の課題図書は次の3冊です。
クリックすると解説ページが開きます。

過去の課題図書の紹介

過去の課題図書も「自由読書」のジャンルとして感想文を提出することができます。そのため、どの本を読もうか迷っている場合「書き方のアドバイス」や「例文」が存在する過去の課題図書の中から本を探してみるのも得策です。

2021課題図書

2020課題図書
 
2019課題図書

2018課題図書

2017課題図書

2016課題図書
 

また、長年読み継がれている「名作」の中から感想文を書く本を選ぶのもよいでしょう。こちらも書き方のアドバイスや例文つきです。
名作おすすめ本一覧
 
書き方の参考用に、過去の入賞作品の紹介ページも作りましたのでご活用ください。

【最重要ページ】感想文を書くにあたっての「コツ」「構成」「話の広げ方」などの詳細は下記のページに掲載していますので、ぜひ一読ください。(気になる審査基準も掲載!)

読書感想文の書き方のコツ
(テンプレートつき)

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